AnitubeやKissanimeなどのアニメが無料で見られるサイトと比べ、洋画や邦画などの『映画』が無料で視聴できるサイトは非常に少ないです。
先日何気なしに映画が見たいと思い、昔ブックマークしたサイトにアクセスしたところ、思っていた以上に閉鎖されていたサイトが多く困りました。
そこで本記事では、今現在、実際に洋画や邦画、アニメ映画がフルで無料視聴できるサイトを調査・検証したので、その結果をまとめたいと思います。
※検証の際、実際に視聴した映画タイトルも追記しました。
個人的に興味のある映画に偏っていますが、参考までにご覧ください。
■関連記事
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無料視聴できる映画サイト一覧
ニコニコ動画
言わずとしれた大手動画共有サイト『ニコニコ動画』でも実は映画が無料で視聴できます。
「え?ニコニコ動画で映画なんて見れんの?」
という声が聞こえてきそうですが、マジで見れます。
というか、下手な動画配信サービスよりも映画本数が多く、新旧名作3,000作品以上あり、全て見放題です。
さらにニコニコ動画特有の”コメント文化”も健在。ニコニコでよくあるアニメ実況と同じく、映画も”コメント”付きで楽しめる神仕様。
- 吹き替え版の洋画を気軽に視聴可
- 映画をコメント付きで楽しめる
- ニコニコ動画なので安心・安全
欠点としては、画質がやや悪い点と、アップされている映画は洋画に偏っているので、邦画・アニメ映画が少ない点。
また、ニコニコ動画運営にせっかくアップした映画が削除されないように、タイトルを偽装しているので”映画が探しづらい”のも欠点の一つ。
ただ、映画の検索方法に関しては以下の記事で解説しているので、そちらを参考にしてもらえれば問題ない。
(※関連記事:ニコニコ動画で無料で映画が見られる魔法のタグ『映画Part1集』と検索方法・おすすめタイトルまとめ)
■主なカテゴリー『洋画メインで邦画・アニメ映画が少々、ジャンルは様々』
■実際に視聴できた映画『ジョーカー、アベンジャーズ、バック・トゥ・ザ・フューチャー1/2/3』
無料映画.サイト
今回の記事執筆に辺り、様々なサイトを調査・検証した結果、現時点でもっともおすすめな無料映画まとめサイトがこちら『無料映画.サイト』です。
大きな理由としては
- 広告が一切ない(記事執筆時点)
- サイトが新しく、リンク切れが少ない
- サイト自体のクオリティが高く、総じてユーザビリティが高い
1.まず第一に、現時点では広告が全くありません。
基本的にWebサイトというのは、多かれ少なかれ”広告”があります。
というのも、それ相応の規模のサイトを運営して行くには費用が掛かりまして、その分を広告(もしくはそれに連なる何か)で賄わないとやっていけないんですね。
そして一般的にこの手のグレーなサイトほど、広告が多い傾向にあります。
しかし、このサイトはかなり新しく、2018年初頭に開設されたばかりですが、既に月間40万PVほどありながら広告が一つも配置されていない。ある意味異質なサイトです。
※とはいえ、広告などは後からいくらでも追加できるため、あくまで今だけ設置していない可能性もあります。
2.そして第二にサイトが新しく、リンク切れが少ない点。
先ほども言った通り、正確な時期は不明ですが、このサイトは2018年初頭に開設されたと見られます。
つまり、まだ新参サイトなわけですが、それ故に貼り付けられた動画リンクがまだ新しく、”リンク切れで見れない”なんてことが少ない。
正直、外部サイトへのリンク切れというのは、ある程度の規模になってくると致し方ないです。例えば10000個、動画サイトへのリンクを貼ってあり、その全てが生きているなんてことはまずありません。
すなわちサイトの規模が大きく、そして時間が経つほどにリンク切れというのは起こり得るものです。
この手の「動画リンクまとめサイト」の場合、サイトが新しいことはそれだけでメリットとなります。
実際に今回検証した際、17年以上も前の作品である「ハリーポッターと秘密の部屋」や「ロード・オブ・ザ・リング」などもリンクが生きており、実際に視聴できることを確認しました。
3.第三にサイトのクオリティが高く、ユーザビリティが高いこと。
広告が無いのも驚きましたが、それ以上にサイトの完成度に度肝を抜かれました。
まずぱっと見で「Hulu」や「U-next」などの公式サイトに匹敵するほどキレイに纏まっている。
トップページには大きめのカルーセルで各作品の表紙画像が一望できます。(もちろんクリックでその作品ページへ飛びます)
サイドバーの『絞り込み検索』から「ジャンル別、制作年別、人気俳優、人気女優」とあり、
それぞれジャンルは洋画・邦画からジブリやR指定のものまで、制作年別は2000年代からと幅広い。
注意点としては、「人気俳優・女優」欄に関しては日本人限定で、海外の人は含まれていません。
ちなみに記事単位からでもカテゴリーorタグをクリックで細かい絞り込み検索が可能。
新規サイトとは思えないほど作品数が多く、それでいて広告がなく使いやすい。現存する映画まとめサイトの中では間違いなく頭一つ抜けたサイトだと思う。文句なしにオススメ。
■主なカテゴリー『洋画・邦画~ジブリからR指定まで網羅、年代別、人気俳優・女優(日本人)』
■実際に視聴できた映画『ベイマックス、バック・トゥ・ザ・フューチャー、SPEC』
無料映画・ドラマまとめ
2016年の下半期に開設された比較的新しいサイト『無料映画・ドラマまとめ。』
名前の通り、映画とドラマを無料で視聴できる海外動画サイトのリンクを集めたまとめサイトだけれど、新しいサイトなわりに月間アクセス数は既に100万突破しており、昔の『洋画・邦画・ドラマ』を幅広く取り揃えている。
このサイトの最大の特徴として、まずはカテゴリー別けが非常に細かい点が上げられる。
例えばサイト上段のメインカテゴリーには、
など、計10個以上あり、更にサブカテゴリーとして、
以上15個ほどある。
ただ、ここで個人的に気になったのは、洋画や邦画だけではなく、アニメにも上記のサブカテゴリー(バイオレンスやドキュメンタリー)が割り当てられていたところ。
そこで気になり、試しに確認してみたら「NOT FOUND」と表示されそもそもカテゴリー未設定だった。個人的には、設定すべきカテゴリーがないのなら、そもそもサブカテゴリーに表示すべきではないと思うのだけれど。
ちなみに『時代劇』のカテゴリーには「銀魂」や「もののけ姫」などが設定されており、もののけ姫に関しては意見が分かれそうな気がする。
総じてカテゴリーは細かく設定されているものの、一部適当なところもあり、といったところか。
サイト全体のレイアウトとしては、左側にはそれぞれ検索窓、検索一覧、ジャンル別の最新作が画像付きであり、サイト右側には人気ランキング、更にその下には公開年・放映年別のサイト内リンクがある。
そして特質すべきは目に付く広告が非常に少ない点。
トップページはテキスト広告こそあるものの、目立つバナー広告などはなし。各作品ページにはアクセス後、一発目に広告が飛び込んでくるが、それ以外目立つような広告はない。
最後に各作品ページにはその映画の基本情報「上映時間、制作国、公開情報、公開年月、ジャンル」+
ストーリー・キャスト・スタッフと、これらに続きYoutubeの公式予告動画をサイト内で閲覧できる。
この手のグレーなサイトにしては比較的広告が少なく、加えてカテゴリー分けが細かい分目的の作品を探しやすい。各作品ページには若干広告があるものの、総じておすすめできるサイト。
■主なカテゴリー『洋画、邦画、ドラマ、アニメ、etc』
■実際に視聴できた映画『名探偵コナン:ゼロの執行人、のみとり侍、ミッション:インポッシブル』
ドラマスタイル(+映画)
昔からある動画まとめサイトの一つ。
サイト名が”ドラマスタイル”だけれど、実は”映画”も取り扱っている。
特徴はいくつかあるけれど、まずサイト全体は纏まりがあり見やすく、他の映画まとめサイトに比べ広告量が少ないところ。
当たり前のことだけれど、後述する『無料ホームシアター』みたく、サイト内の1ページに10個も20個も広告があれば重くなるし、通信量もそれに比例して多くなる。とくにスマホ時代と言われる昨今、無意味な広告で通信量を浪費するのは、できれば避けたいところだろう。
とはいえ、こういった無料映画や動画まとめサイトなどは、アクセス数が稼げるからと異常に多く広告を配置しているのが現実にある。
しかし、こちらのサイト『ドラマスタイル』は広告の量・質ともに常識の範囲内に抑えられており、映画やドラマなどの”動画”に関係がない不快な広告は比較的少ない。
そして最大の特徴として、出演者でソート(絞り込み)できるところ。
例えば嵐の”櫻井翔”が出ている映画、ドラマを探したい場合、右上のサイト内検索窓で名前を打ち込めば、サイト内にある出演作品の全てが表示される。
また、それぞれの映画・ドラマの投稿にはメイン出演者の名前タグがあり、それをクリックすることでも抽出・検索でき非常に便利。
欠点としては”洋画”、”邦画”などのジャンルで検索できない点と、元々ドラマ主体だったせいか映画タイトルは若干少なめなところか。
■主なカテゴリー『映画全般、日本ドラマ、海外ドラマ、スペシャルドラマ』
■実際に視聴できた映画『いぬやしき、ホーム・アローン、家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
映画の無料動画で夢心地
2015年中盤から開設された映画まとめサイト。
広告は比較的多く、次項で解説する大手の『無料ホームシアター』と同等かそれ以下。ただし、体感あっち系の広告が多く感じられ、不快度で言えばこちらが上だと感じた。
このサイトの特徴としては、カテゴリーがそれぞれプルダウンメニューになっており、カーソルを合わせたら『あ~わ行』までカナ順で絞り込め直感的に検索できる。
サイトトップページの真っ先に目に入ってくる『最新・更新のタイトル』はテキスト型の広告も含まれており、一見したら判別し辛い。よって映画を探すのなら右上の『検索ボックス』かサイト内のカテゴリーからがおすすめ。
■主なカテゴリー『洋画、邦画、アニメ、海外ドラマ』
■実際に視聴できた映画『ラプラスの魔女、ディザスター・アーティスト、恋は雨上がりのように』
余談ですが、サイト名に「夢」が付いてると、かつての海賊版リーチサイト『はるか夢の址』を思い出してしまうのは自分だけ?
無料ホームシアター
映画関連のリーチサイトの中ではトップクラスに知名度があるサイトがこちらの『無料ホームシアター』
ひたすら更新し続け、今やコンテンツの数は20,000超えと、他類似サイトと比較し頭一つ抜けています。
しかし、驚くほどに広告が多く、その数なんと1ページで17個。
さすがにここまで広告が多いといちいちページを開くたびにロードが入り、重く感じる。
サイト自体は左側にカテゴリー、50音ソートでタイトル、その下に新着順、右上に検索フォームと必要最低限。
ただし、一部広告が誤クリックを誘発しそうな位置にあり、特別使い勝手が良いわけではない。
そして肝心の映像コンテンツですが、今回検証のため実際に見られるか確認してみたけれど、確かに見れました。
いくつかの動画を調査した感じ、一部リンク切れなどはあるが、騙しリンクの類はなく、この辺りは優良だと感じる。
■主なカテゴリー『洋画、邦画、ホラー/スリラー、アニメ、海外ドラマ』
■実際に視聴できた映画『デッドプール2(吹き替え版)、オーシャンズ8、フューチャーワールド』
その他の映画視聴サイト
映画8,200作品を無料視聴できるサイト(おすすめ)
結局のところ、”映画無料視聴サイト”は海外のリンクをまとめて掲載しているに過ぎないので、リンク切れで見れないことが多いのが欠点です。
リンク切れはとくに昔の映画に多いですね。かと言って最新の映画はアップされるまでに時間が掛かります。
上記デメリットを払拭する方法として、最新の映画が無料で視聴でき、且つ昔の映画も見放題の「U-NEXT」がおすすめです。
- 映画見放題作品8,000作品以上(レンタル作品1,200作品)
- アニメやドラマなども含めると120,000本以上が見放題
- 数は少ないけれど漫画や雑誌、小説も見放題
- 31日間の無料体験期間あり、途中解約可
無料会員登録と同時に600円分のポイントも付与されるので、それを使ってレンタル作品も無料で視聴できます。
大手公式のサービスだけあり使い勝手もよく、正直これといって欠点も見当たらないのですが、しいて言うなら基本的には”31日の無料期間”は1人1回限りな点でしょうか。
とはいえ、登録時のメールアドレスとクレジットカードを変えれば再度31日間無料で利用できるので、すでに登録済みの方もぜひお試し下さい。
※公式にも記載の通り、31日間以内に解約すれば料金は一切掛かりません。まだ利用していない方は、利用しなければ損だと思います。
ちなみにですが、以下のサイトはリンク切れや騙しリンクなどで使い勝手が良くないため、現状おすすめできません。
しかし、前項でまとめたサイトみたく実際に視聴でき、尚且つ使い勝手が良いサイトは閉鎖されやすいという特性があります。
もし上記のサイト群が使えなくなってしまった時のために、以下に情報だけまとめておきたいと思います。※随時更新予定
フリドラ フリームービーナビドラマ動画まとめ無料
結論から言えば、以下3つの理由によりおすすめできない。
1.サイトのレイアウト自体が古臭く、正直見辛い。そして細かいところで利便性に劣る。
2.リンク先が全て同じでほぼ見れない。
もう少し深く掘り下げると、リンクが全て同じということは、実際にそのリンク先で視聴できるか確認していない可能性が高い。
なぜなら、基本的にサイト別にアップされている(見られる)動画は変わるから。
例として、前項でおすすめしたサイト『無料映画.サイト』や『ドラマスタイル』などは作品により、リンクが変わっている。これは実際に視聴できるか確認した上で、逐次リンク先を変更しているため。
3.これは先ほどに繋がる部分だけれど、なぜか有料の動画配信サイトにリンクしていたり、ほぼ100%存在しないであろうYoutubeにリンクしていたりと、謎な部分が多い。
YouTube ドラマ無料動画 -ビデオナビ-
2000年以前から存在している古参動画まとめサイトの一つ。
映画のリンク先は、他のまとめサイトにはないロシアのサイト『Myvi』や『wat.tv』などがある。
しかし、更新頻度が低い上にリンク切れも多く、映画に関してはほぼ見れないためおすすめできない。
アニポ
界隈では有名な一度閉鎖したがいつの間にか復活していたサイト。
閉鎖前まではアニメ映画などもあり、実際に視聴できるリンクを掲載していたのだが、今ではそのほとんどが騙しリンクor「getanimes」とかいう詐欺サイトへのリンクに差し替わっている。
残念ながら有害サイト一歩手前までに落ちぶれてしまったが、今度閉鎖前見たく優良サイトへ戻るのを期待し、本記事では名前だけ記載しておきます。(リンク等は貼りません)