星野ロミの代わりとしても使えるサイト『漫画BANK(バンク)』の使い方と特徴、読める漫画一覧まとめ

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2018年、政府から名指しされ、漫画界隈に多大な傷跡を残した『漫画村』

2019年、運営者が特定され逮捕→そのまま閉鎖となった『星のロミ』

そして2020年、新たな漫画村・星のロミとして話題になりつつある無料漫画サイト漫画BANKマンガバンク

 

本記事では、

  • 『漫画BANK』の概要・特徴
  • 『漫画BANK』の使い方(検索方法)
  • 『漫画BANK』で実際に読める漫画一覧

上記3点と、実際に使ってみて分かったメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。

尚、検索方法に癖がある以外は、わりと快適に読めます。星のロミ・漫画村の代わりとして十分使えると思うので、参考までに。

注:2020年3月現在、漫画BANK閲覧中に以下のような警告画面が出てくることがありますが、全て偽の警告画面(フィッシング広告)なので、そのままソフト(アプリ)をインストールしないようにご注意下さい。

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※対処法としては、1.ページを閉じる。2.PCであれば拡張機能「ポップアップブロッカー」を導入する。3.スマホであれば「U-NEXT」などの公式漫画サービスを利用する。(or 漫画BANKの代わりのサイトを利用する)の3点があります。

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漫画BANK(バンク)とは

星のロミや漫画村と同じ「無料で漫画が読める違法サイト」

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『漫画BANK』はかつての星のロミや漫画村と同じく、ウェブサイト上で漫画が読める”違法”サイトです。

サイト構成の類似点から、一部で”2019年中旬辺りまで運営されていた「Niktok(ニックトック)」という無料漫画サイトと同一の運営者ではないか”との噂もありますね。

とはいえ、RawQQRawQVLHScanなどの”Raw系サイト”も構成は似ているものの全く別人が運営していた例があり、加えてSNSなどの情報も全く公開していないため、この辺りの真偽に関しては不明です。

 

また注意点としては、漫画BANKの類似サイトに”漫画BANG”がありますが、こちらは国内企業が運営している公式の漫画配信サイトなので、全くの別物です。↓

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※一応漫画BANGのほうでも古い漫画なら読めますが、最新の人気漫画は一切読めない上に広告も多いので微妙な印象。

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2019年8月末に開設以降、アクセス数・漫画アップ数ともに急成長

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『漫画BANK』は2019年8月末に開設されて以降、短期間で異常なスピードで成長し、今では数ある無料漫画サイト(公式含む)の中でもトップクラスにまで大きくなっています。

アクセス数に関しては、11月の月間アクセス数が約2,000万PVだったのに対し、12月は6,000万PVまで急成長。うち8割が日本人利用者の模様。↓

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漫画のアップ数に関しては、初期は数百冊程度しかアップされてませんでしたが、今では漫画雑誌も合わせると数万冊を超えており、十分”漫画サイト”と呼べるほどの規模にまでなっています。※実際にアップされている漫画一覧は後述記載。

他Raw系サイトとは違いサイト構成は全く異なる

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前項で少し触れましたが、”Raw系サイト”とは、『漫画BANK』と同じく無料で漫画が読める違法サイトのことです。

中にはまだ漫画村が存在していた時期から運営されているサイトもあり、ドメインやサイト名を変えて閉鎖を免れているのが特徴。

※カッコ内が現在のサイト名。アクセス数が多い順に記載。

これらサイトと比較し、『漫画BANK』は

  • サイトレイアウト
  • 漫画の検索方法
  • タグ・カテゴリーの扱い
  • 閲覧方式(見開き・スクロール)
  • ページネーションの有無
  • 広告数

など、ところどころで違いがあり、今までにあまりなかったサイト構成が特徴的。

この辺りに関しては次項から詳しく触れていきます。

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漫画BANK(バンク)の特徴

鬼滅の刃など、人気漫画最新刊も無料で読み放題【漫画一覧】

漫画BANKでは、有名人気漫画からマイナー漫画まで、多種多様な漫画が日々アップされています。(現在も絶賛更新中)

サイト内に”漫画リスト”的なカテゴリーがないので、実際どれだけ漫画がアップされているのか正確な数は分かりませんが、

試しに漫画BANK内の検索窓から「漫画」というワードで検索を掛けてみたところ、”29,500件”ほどヒットしたので、重複分を除いても10,000冊は超えていると思われます。↓

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漫画BANKのサイト構成的に漫画が探しづらい仕様なので、ぱっと見でどんな漫画がアップされているのか、調査してみました。

まだまだ極一部ですが以下にまとめましたので、参考までに。

漫画BANKで読める漫画一覧
鬼滅の刃ワンピース進撃の巨人約束のネバーランド炎炎ノ消防隊
五等分の花嫁七つの大罪ハンターハンターダーウィンズゲーム宇宙兄弟
ハイキューナルト彼岸島僕のヒーローアカデミアノラガミ
スプリガン転生スラ終わりのセラフかぐや様は告らせたいブリーチ
トモダチゲーム屍鬼ワールドトリガーメイドインアビスちはやふる
フェアリーテイルワンパンマン鋼の錬金術師ジョジョの奇妙な冒険弱虫ペダル
スラムダンク
※2020年1月時点での情報です。

 

ちなみに、現時点では「テニスの王子様」や「こち亀」、「火ノ丸相撲」や「ホームルーム」など、アップされていない漫画も多数あります。

また、漫画雑誌も多数あり。

  • 週刊少年ジャンプ
  • 週刊ヤングマガジン
  • 週刊少年チャンピオン
  • 週刊少年サンデー
  • 週刊モーニング
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サイト上に目につく広告は”ほぼ”なし

2020年2月現在、漫画閲覧画面に若干のバナー広告と、サイト全体にポップアップ広告が追加されました。
バナー広告はまだ良いとして、ポップアップ広告は非常に鬱陶しいので、以前よりは「使い勝手は落ちた」と言わざるを得ません。
とはいえ、他の「漫画無料サイト」と比較してもまだ十分”使えるほう”だと思います。

通常、この手のグレーなサイトほど広告が多い傾向にありますが、漫画BANKでは”ほぼ”広告がありません。

漫画村・星のロミ関連サイトの中でも比較的広告が少ない『RawQQ(HanaScan)』でさえ、実際の漫画閲覧画面には大きいバナー広告が複数あるので、これはわりと衝撃的。

ちなみに、唯一目につく広告といえば「検索画面」に若干テキスト広告があるくらい。↓

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URLの前に「広告」が表示される

しかも広告だとひと目で分かる仕様なので、誤クリックもしづらい親切仕様です。(ヘタな公式サイトよりも使いやすい)

漫画の探し方に癖がある

まず第一に、一般的な漫画サイトやRaw系サイトは

  • カテゴリー
  • ジャンル
  • 更新リスト
  • 人気(アクセス)ランキング

などがサムネイル付きでトップに表示されており、直感的に探しやすいよう工夫されています。

しかし『漫画BANK』にはそういったものは一切なく、漫画を探す場合は基本的にサイトトップページの検索窓から探すことになり、これがなかなかの曲者。

  • 漫画タイトルで検索してもバラバラで表示される
  • 漫画雑誌と混同されているので探しづらい
  • サムネイルが小さい(orそもそもない)ため見分けづらい
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検索結果に統一性はなく、バラバラで表示

・・・基本的には非常に使いやすいサイト故に、検索面での不便さが目立ちますね。

ただ、上記の”漫画がバラバラで表示される”部分に関しては「タグ検索」で解決できるので、この点に関しては次項で解説しています。

漫画BANK(バンク)の使い方

漫画BANKへのアクセス方法

『漫画BANK』サイトのURLリンクを直打ち。

もしくは2021年6月現在は普通にGoogle検索からでもアクセス可です。↓

漫画BANK
検索

※漫画村みたく、ある程度知名度が上がったら「Google検索」からではアクセスできなくなる可能性があるので、URL入力orブックマークからのダイレクトアクセスが確実です。

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漫画のおすすめ検索方法【タグを活用】

漫画BANKでは、サイトトップページの検索窓から漫画のタイトルor作者名で検索可能です。

また、サイト右上の「Take the tour」をクリックすることにより漫画BANKにアップされている漫画をランダムで表示することもできます。

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今回は検証として、今大人気の漫画「鬼滅の刃」を検索してみました。↓

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上記は「鬼滅の刃」で検索した結果ですが、Google検索みたくズラっと表示されてますね。

検索上部には1~4個ほどテキスト広告がありますが、一発で分かるので過ってクリックすることもないでしょう。

ちなみに、検索エンジンには「Googleカスタム検索」を使ってるので、”鬼滅”などの中途半端なワードだけでもヒットします。

こちら一見使い勝手が良さそうですが、ジャンルやカテゴリー別に検索ができず、新着順とかではなくバラバラで表示されるため、非常に分かりづらいです。↓

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そこで、”タグ”を活用。

漫画BANKでは一冊ごとに漫画タイトルやジャンルがタグ登録されており、タグで検索することにより必ず更新順で並ぶため、断然分かりやすくなります。

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使い方は簡単、漫画BANKのサイトURLに【tag + 読みたい漫画タイトル】を追加するだけ。

https://mangabank.org/tag/鬼滅の刃

これで「鬼滅の刃」の漫画・漫画雑誌全てが”更新順”で表示されます。↓

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もちろん漫画タイトルだけでなく、ジャンル(少年漫画・少女漫画)や漫画雑誌(週刊少年ジャンプ・ヤングマガジン)などでもタグ検索可能。

ただし、タイトルは必ずフルネームで入力してください。例えば”鬼滅”で検索してもエラーが返されて表示されません。↓

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※それでもError 404が出る場合は、そもそも漫画BANKにアップされていない可能性があります。一度トップページから通常検索して、漫画BANKにアップされているか確認しましょう。

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実際に漫画BANKで漫画を読んで見る

”漫画の読み方”に関しては漫画BANKも他サイトと変わらず、基本的に読みたい漫画タイトルと話数をクリック後、すぐに漫画が表示されます。(以下はスマホでアクセスした時のマンガ閲覧画面)

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現時点ではバナー広告ポップアップ広告なども表示されないため、広告によるウィルス感染も皆無。よってこの手のグレーなサイトの中では安全な部類に入ります。※今後広告が追加される可能性はあります。

ちなみに、漫画は一般的な見開き方式ではなく、スクロール方式なのでスマホのほうが読みやすく感じました。↓

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コマごとの繋ぎ目はスムーズで読みやすい

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PC・スマホ版ともに広告なし

注意点としては、Raw系サイトとは違い”ページネーション”がないので、前後の巻数に移動するためには再度検索し直す必要あり。

また、代替サーバーを選択できないので、休日のゴールデンタイムなど混雑している時間帯は重い場合があり、その際は他の「漫画無料サイト」を利用しましょう。

■関連記事:【2020年最新版】漫画を無料で読めるサイト・読み放題サービスまとめ【合法・違法】

漫画も簡単にダウンロード保存可【悪用厳禁】

実は漫画BANKでは、PCであれば右クリックから、スマホであれば画像部分長押しで簡単にjpg形式で漫画データをダウンロード保存できてしまいます。

基本的には一コマずつしか保存できませんが、まとめて保存したい場合は『JDownloader2』などのソフトを利用することで一括ダウンロード可能。

漫画のダウンロードに関しては危険性も伴うため、これ以上深くは言及しません。

ただ、Googleのオンラインウィルススキャンサービス『VirusTotal』で確認したところ、サイト自体にウィルス等は確認できなかったので”ウィルス感染のリスク”は低いとは思いますが、自己責任で。

※漫画をダウンロードできるサイトに関しては以下記事で詳しくまとめているので、参考までに。
■関連記事:【2020年版】漫画を無料でダウンロードできるサイト30選まとめ【zip・rar・raw】

漫画BANK(バンク)の個人的に残念な点

今回実際に「漫画BANK」で漫画を読んでみて、個人的に残念だと感じた部分は以下。

  • 漫画の検索方法が基本的に一種類(ワード検索)しかなく、直感的に探しづらい
  • Googleのカスタム検索を利用している関係上、検索結果が順不同で見づらい
  • まだまだ漫画のラインナップは少ない(新規サイト故に仕方ないが)
  • サイト上に”漫画更新リスト”がなく、いつ最新話がアップされたか分からない(タグ検索で代用可)
  • 人気ランキング(今よく読まれている漫画一覧)がない

私はこれまで、違法・合法に関わらず様々な『無料漫画サイト』を利用してきましたが、それらと比較して検索面が圧倒的に不便なのが最大の欠点だと感じました。

例えば、Raw系サイトやかつての漫画村・星のロミでは、サイトトップページに漫画の大きいサムネイルがあり、さらにカテゴリーやジャンル一覧からでも検索できて目当ての漫画を探しやすかったんですが、こちらの「漫画BANK」は検索窓からでしか探せないため、非常に不便。

また、閉鎖リスク軽減のためかサムネイル画像すらない漫画もあり、加えて漫画の更新情報リストもないので”いつ漫画BANKでアップされたか実際に検索してみないと分からない”のもデメリット。

総じてユーザーインターフェースでは他無料漫画サイトより一歩劣る印象です。

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漫画BANK(バンク)まとめ

ここまで『漫画BANK』で実際に漫画を読む方法やおすすめの検索方法など、主に”使い方”を中心にまとめてきました。簡単にポイントを列挙すると

  • Raw系サイトよりかはUIは劣る(検索面が不便)
  • ただし、漫画のアップ数はやや勝る(漫画雑誌有り)
  • 加えて広告がないため、安全性も高く読みやすい
  • 突然閉鎖されるリスクあり

『漫画BANK』はかつての漫画村・星のロミと同じく、完全無料で、且つ”ウェブブラウザ上”で手軽に漫画が読み放題。

さらに広告も全くない上に漫画自体のダウンロード保存も簡単にできてしまう神仕様。

これで漫画の検索方法と不便なUIさえ解消されれば、違法漫画サイトの中では間違いなくトップクラスに使いやすいサイトだと思います。

ただ、当然違法サイトであることは変わりませんし、何よりこういった使いやすいサイトほど閉鎖される可能性が高いもの。

加えてメジャーな漫画でもアップされていない場合があるので、そういった時の対策として下記の記事を参考に、自分に合った漫画無料サイトを利用して頂ければ幸いです。

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